singular points…特異点における日常の風景

 

Monday, February 22, 2010

ビバリーヒルズ高校白書(Beverly Hills 90210)

ビバリーヒルズ高校白書』『ビバリーヒルズ青春白書』は、アメリカ合衆国のスペリング・テレビジョンが制作し、Fox Broadcasting Companyで放映された青春テレビドラマ。1990年から2000年まで放送された。
原題は 『Beverly Hills 90210』(90210 はアメリカのビバリーヒルズの郵便番号)。邦題の「ビバリーヒルズ高校白書」は第1~3シーズンにあたる。第4~第10シーズンを「ビバリーヒルズ青春白書」としている。


ストーリーは、寒冷なミネソタ州ミネアポリスから温暖で華やかな上流家庭の子弟が多く住むカリフォルニア州ビバリーヒルズにブランドンとブレンダという双子の高校生兄妹が両親と一緒に引っ越してきたところから始まる。
ビバリーヒルズの高校(「ウェストビバリーハイスクール」という架空の高等学校)に転校した彼ら二人とそれを取り巻く友人たちとの恋愛と青春物語。とりわけ、二人の主人公とそのまわりの友人たちとの思春期から青年期にかけての恋愛、悩み、離婚・再婚や親の犯罪といった複雑な家庭事情、ドラッグ・銃・自殺・人種差別などの現代の米国を象徴する社会問題と葛藤を描いた点がリアリティあるアメリカの若者像として評価を受け、人気を呼んだ。スウェーデンでは、このドラマの人気絶頂期とも言うべき1992年から1994年にかけて、ブランドンとディランという二大登場人物の名が、新生児の名前として突然ポピュラーになったことさえある。
日本でもこのドラマが放送され大ブームを巻き起こした。ティーン向け女性ファッション雑誌では登場人物の着る西海岸風のアメリカンカジュアルな服装が多く取り上げられ、現在のセレブカジュアル風の着こなしは、一時は『ビバカジ』と称され流行していた。
また日本語吹き替え版ではセリフの独特な言い回しや決まり文句(「ちょい待ち」「やっこさん」「 - でやんす」「ワーオです」など)が個々のキャラクターの個性を際立たせ、この作品を特徴付ける一要素となっている。
青春白書ではウエストビバリー高校を卒業した主人公たちがカリフォルニア大学(実在するUniversity of Californiaではない)へ入学してからのストーリーを描いている。
このドラマのスピンオフとして『メルローズ・プレイス』が誕生している。
ちなみにアメリカではブレンダ役のシャナン・ドハーティーが出演した第4シーズンまでを「ブレンダ・イヤーズ」と呼び、第4シーズンまでのみ再放送する放送局もあった。
また、2000年にこのドラマが終了した直後、ダレン・スター製作の『グロス・ポイント』というドラマが登場した。この『グロス・ポイント』は『ビバリーヒルズ』を皮肉った楽屋落ち物語として話題になった。
(以上、Wikiより)


・ビバリーヒルズ高校白書Official site

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Sunday, February 21, 2010

頑固じいさん孫3人(Our House)



頑固じいさん孫3人」は、アメリカ合衆国のNBCで制作されたファミリー向けテレビドラマ。原題は『Our House』で、1986年から1988年に渡り2シーズンで製作された。日本で放送するにあたり『頑固じいさん孫3人』と改題され、NHK総合テレビジョンにて1987年から1989年にかけて放送された。


ガス・ウィザースプーンは鉄道会社を退職し、妻の死後は一人で悠々自適の生活を過ごしていた。ある日、突然夫のジョニーに先立たれたジェシーが3人の子供を引き連れて、義父であるガスの家に引っ越してきた。長女のクリスは宇宙飛行士を夢見て空軍士官学校入学を目指し受験勉強に励む一方でロック好きの今どきの高校生。長男のデイビッドはラップとMTBが好きな、やんちゃ坊主の小学生。二女・モーリーは絵と詩を書くのが大好きで、かなりおしゃまで奇想天外な行動派。だが、ガスは生来の頑固者。孫が可愛い反面、昔気質なためついつい孫の行動にやきもきし、時には雷を落としてしまう。3世代に渡るジェネレーションギャップがいきなり持ち込まれたガスの家では毎日騒動が起こるのだった。

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Monday, February 15, 2010

フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)

アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。
ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声("If you build it, he will come." = 「それを作れば、彼が来る」)を耳にする。
その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持(妻のアニーは夫の思いを遂げさせようとレイを温かく見守る)のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を作り上げる。
その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場にみつける。そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンだった。その日を境に、シューレス・ジョーとともに球界を追放されたシカゴ・ホワイトソックスの8人のメンバーが次々と姿を現わした。その時レイはまたしても「彼の苦痛を癒せ」という幻の声を聞き、彼は60年代の作家テレンス・マン(※原作では実名であるJ・D・サリンジャー)を訪ねてシカゴヘ向かう。
そしてフェンウェイ・パークで野球を観戦中、レイとマンは電光掲示板に映ったメッセージを読みとり、今度はムーンライト・グラハムという野球選手を探すことになった。
2人はミネソタ州チゾムに彼を訪ねるが、すでにグラハムは亡く、その夜レイはなぜか60年代のムーンライト・グラハムと出会った。
しかしその頃アイオワでは、レイの野球場が人手に渡る危機を迎えようとしていた。アニーからそれを聞いたレイは、マンとともに帰途につくが、道中ひとりの若き野球選手を車に乗せる。実は彼こそが若き日のグラハム、その人であった。
アイオワに戻ったレイは、野球場売却を勧めるアニーの兄マークと口論するが、その最中カリンがケガをする。そんなカリンを助けたのが、ドク“ムーンライト"グラハムであった。
そしてその時初めて、マークにもこの土地の持つ夢の大きさを知り、売却を撤回した。そしてその夢は、限りない未来への希望で包まれてゆく……。

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