singular points…特異点における日常の風景

 

Saturday, November 04, 2006

報復ふたたび(Last Witness)

46万部突破の大ベストセラー、待望の続編!あの悪夢はまだ終わっていなかった…さらなる恐怖がふりかかる!

あれから3年…。悪夢のようなキューピッド事件も人々の記憶から薄れつつあった。だがマイアミで事件の起こらぬ日はない。恋人ドミニクとの平穏な暮らしを手に入れた地方検事補C・Jは、その夜も事件発生の報せに叩き起こされた。現場へ急行した彼女を待っていたのは、キューピッド犯を逮捕したチャベスの凄惨な死体だった。まさかあの事件のせいで?不安にかられるC・Jに追い討ちをかけるように、当時の関係者が次々と殺されてゆく。悪夢ははまだ終わっていなかったのだ!
ふたたび追い詰められてゆくC・Jを襲う、さらなる恐怖とは?
前作を上回る戦慄で迫るジリアン・ホフマン最新作(2005年11月発刊)。


読み始めると前作に比べ物語展開のスピード感に乏しいかなぁという感じでしたが、終盤に近づくにしたがいテンポが良くなり、意外な人物が実は犯人(コップ・キラー)だったという驚きの結末ではありました。
3作目への繋がり予感させるラスト、より人物造詣されたバンドリング、より充実してきた緻密なプロットなどなど、映画化も予定され、今後の楽しみが多い作品です。
でも、まだ作者も若いので、この「報復シリーズ」以外の作品を早く読んでみたいですね。

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