singular points…特異点における日常の風景

 

Monday, May 15, 2006

報復 Retribution


『報復』(著者:ジリアン・ホフマン)を読みました。
女性検事が主人公の小説(サスペンス)なのですが、スピーディーな展開がなかなか読みやすく、1.5日で読了。既に続編の『報復ふたたび』が出版されているので、近いうちに買ってこようかな、と。
あと、パトリシア・コーンウェルの検屍官シリーズ最新作『神の手PREDATOR』も最近読んだのですが、昔ほどのパワーを感じられない。主人公(スカーペッタ)の年齢設定をイジって(それにベントンが生き返って)から、イマイチなんすよね。
昔から好きで読んでいるサスペンス物は、トマス・ハリスとジョナサン・ケラーマンの作品ですね。特にジョナサン・ケラーマンの「臨床心理医アレックス・シリーズ」は20代の未熟な私めに特異点な価値観を与えて下さった大好きなシリーズなのですが、最近続編が翻訳されないんですよね。かれこれ5年くらいかなぁ…とAmazonしてみると、なっ何と『マーダー・プラン 臨床心理医アレックス』なる新作が講談社文庫より今年の3月に発売されているではないですか!あぁ、扶桑社ミステリー→新潮文庫→講談社文庫と移転を繰り返し、訳者も初代(北村太郎さん)は既に亡くなり「北澤和彦」さんに変わり、いろいろなご苦労もあるのでしょうね、と妙な納得をしながら北澤さんの翻訳した本を検索すると、えっ去年の3月に発売されてる『モンスター』なるものが…やはり、本に関する情報源が地元の本屋(及びそのサイト)がメインで3年が過ぎるとこんなことになってしまうのですね(ToT)
先日shamonさんにご享受頂いたお言葉「情報と真実は自分で探しに行くもの。口開けて待ってても来ない」を胸に、今後は(飲んだくれてばかりおらず)ちゃんとせねば、と心に誓った日曜日の夜でした(^_^;)

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