singular points…特異点における日常の風景

 

Sunday, March 25, 2007

ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン(JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part7 STEEL BALL RUN)


ジョジョの奇妙な冒険Part7 STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン、通称:SBR)」第11巻…姿を見せない謎のスタンド使いの攻撃に、鉄球も爪弾も通じず追い込まれるジャイロ達。
逃げ場をなくし、絶望するジョニィに、ジャイロは更なる「回転」の技術を伝授する!
そして、遂に明らかになる敵の正体とは…!?
(著者:荒木飛呂彦、集英社ジャンプコミックス、2007年3月2日発売)


荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、連載開始20周年を迎えたんですねぇ。
荒木さんといえば『バオー来訪者(1984年-1985年、週刊少年ジャンプ連載)』を中学の部活の帰りに立ち寄ったコンビニでジャンプを立ち読みした時に「何?この変な絵。気持ち悪り」とサッカー部の友達と盛り上がったのを思い出します(笑)
「ジョジョ」シリーズは、学生時代にPart1(ファントムブラッド)からPart3(スターダストクルセイダース)の途中までは単行本をバイト先のマンガ家志望の男のコから借りて読み、その後はジャンプを購読するようになっていたので、ほぼ呼んでおり、SBRが月刊ウルトラジャンプ移籍後も読んでいます。
その「ジョジョ」シリーズ"原点"と言えるPart1「ファントムブラッド」がアニメ化され、2007年2月17日から劇場公開されています。
単行本90巻(ジャンプコミックスでは「こち亀」に次ぐ2位!)、シリーズ累計発行部数は7,000万部を超え、現在も連載が続くホント息が長い作品ですね。

<ストーリー紹介:第1部(Part1)-第7部(Part7)>
第1部:ファントムブラッド(Part1 Phantom Blood、1987年)
時は19世紀末。主人公ジョナサン・ジョースターは、イギリスの貴族階級の少年だ。ある日父が、命の恩人の息子というディオ・ブランドー(通称ディオ)を養子として屋敷に招き入れる。貧民街出身のディオは、ジョナサンから恋人や財産などすべてのものを奪い取ろうと謀るが、ジョナサンに見破られてしまう。追い詰められたディオは、人間を吸血鬼にする能力を秘めた謎の道具「石仮面」をかぶり、人間を超える力を得て逃亡する。一方、ジョナサンは怪物化したディオを打ち破るため、生命エネルギー「波紋」を獲得し、因縁を抱えた2人が対決する…。少年マンガ史上でも異例の海外を舞台にした伝奇アクションシリーズの幕開けとなった。

第2部:戦闘潮流(Part2 Battle Tendency、1987年-1989年)
第二次大戦前夜。ジョナサンの孫である主人公ジョセフ・ジョースターはアメリカで祖母と共に暮らしていた。そこへ「石仮面」が新たに発掘されたという連絡が届く。しかも、「石仮面」と共に発見されたのは「柱の男」と呼ばれる吸血鬼をえさにする超生命体だった。ジョセフは、「柱の男」の1人サンタナを倒すが、他にも3人の仲間がいることを知り、生まれつき身に付いていた「波紋」の能力を修行で高めるためイタリアへと向かう……。「力」ではなく、「知恵」での勝負を好むジョセフのキャラクターや、敵役である「柱の男」三人衆の人物造形も見事。

第3部:スターダストクルセイダーズ(Part3 Stardust Crusaders、1989年-1992年)
時は現在(1987年)。大西洋沖でディオのひつぎが引き上げられ、ディオが復活したことから物語の幕が開く。ジョセフの娘ホリィは日本の空条(くうじょう)家に嫁ぎ、息子の承太郎(じょうたろう)と共に生活していたが、ディオの復活によりジョースター家の血族に異変が発生。ホリィは病に倒れ、承太郎には「幽波紋」(スタンド)と呼ばれる超能力が生じる。ホリィを死病から救うにはディオを倒すしかないと、承太郎は祖父ジョセフやスタンド能力を持つ仲間たちと共に、ディオの隠れ家があるエジプトのカイロへと向かう。超能力の視覚的具現化である「スタンド」がこのシリーズで初登場。その独特のバトル描写は圧倒的人気を得て、オリジナルビデオアニメも制作された人気シリーズ。

第4部:ダイヤモンドは砕けない(Part4 Diamond is not Crash、1992年-1995年)
1999年の日本にある架空の街、S市杜王町(もりおうちょう)が舞台。第2部のジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助(ひがしかた・じょうすけ)が主人公で、世界をまたに駆けた第3部から一転、小さな町に限定された空間での平凡な日常の中、「弓と矢」によって生み出されたスタンド使いが巻き起こす奇妙な出来事や連続殺人鬼・吉良吉影(きら・よしかげ)との戦いと追跡劇を描く。3段階に成長するスタンド「エコーズ」を操る同級生の広瀬康一や人気漫画家の岸辺露伴(ろはん)ら個性的なキャラクターも人気を集めた。なお、ジョセフ、仗助、そして第3部の主人公である「空条承太郎」と歴代の主人公3人が登場する。

第5部:黄金の風(Parte5 VENTO AUREO、1995年-1999年)
2001年のイタリアを舞台に、ディオの息子でありながらジョースター家の魂を持つジョルノ・ジョバァーナが、ギャング組織「パッショーネ」に入り、ブチャラティやアバッキオら頼れる仲間たちとギャングスターを目指す。ボスの娘トリッシュの護衛を引き受けたことから、謎に包まれていたボス・ディアボロの正体や、そのたくらみが明らかになっていく。主人公や仲間の年齢が他シリーズと比べて若く、しかも美少年ぞろいのため女性ファンが多い。ジョルノの決めぜりふが「無駄無駄無駄」と父親譲りなのもポイント。

第6部:ストーンオーシャン(Part6 Stone Ocean、2000年-2003年)
2011年のアメリカが舞台。第3部の主人公の空条承太郎の娘・徐倫(ジョリーン)が、無実の罪で「グリーンドルフィンストリート刑務所」に収監されたところから物語が始まる。面会に来た承太郎が記憶を奪われ、仮死状態に陥ってしまい、エルメェスら仲間たちとともに、ディオの野望を受け継いだ「プッチ神父」やディオの3人の息子らと戦う。今シリーズからタイトルに副題「ストーンオーシャン」が入った。それに伴い従来のシリーズにも正式に副題が付けられている。巻数も1巻から付けられ、通巻数と併記されるようになった。

第7部:スティール・ボール・ラン(Part7 STEEL BALL RUN、2004年-)
1890年のアメリカが舞台で、大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」の熱戦を描く。6部までとの直接的なつながりはないが、主人公のジャイロ・ツェペリ、ジョニィ・ジョースターをはじめ、シリーズの登場人物を連想させるキャラクターが多数登場し、集大成のような作品となっている。当初は「週刊少年ジャンプ」で連載されていたが、途中から月刊誌の「ウルトラジャンプ」に移り、現在も連載が続いている。

<著者紹介>
荒木 飛呂彦(あらき ひろひこ、公式プロフィールでは1960年6月7日生まれ※実際には1959年6月7日)、宮城県仙台市出身。本名、荒木 利之(あらき としゆき)。東北学院榴ヶ岡高等学校卒、宮城教育大学中退、仙台デザイン専門学校卒。

【JOJOスペシャルサイト THE WORLD OF JoJo】
【STEEL BALL RUN スペシャルサイト】
【ジョジョの奇妙な冒険-ファントムブラッド(映画公式サイト)】
【ジョジョの奇妙な冒険-ファントムブラッドOFFICIAL BLOG】
【バンダイチャンネル-ジョジョの奇妙な冒険特集ページ】
【ジョジョの奇妙な冒険-ストーンオーシャン公式サイト】
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【Wiki-スタンド一覧(ジョジョの奇妙な冒険)】

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