singular points…特異点における日常の風景

 

Sunday, December 03, 2006

社会保険庁組織改革(社保庁解体)問題

社会保険庁(Social Insurance Agency)とは、厚生労働省の外局であって、政府が管掌する健康保険事業、船員保険事業、厚生年金保険事業、国民年金事業等の運営を任務とする行政機関である。
長は社会保険庁長官であり、具体的な組織構成は厚生労働省組織令及び厚生労働省組織規則が規定している。出先機関として都道府県単位の社会保険事務局、その下に社会保険事務所がある。(Wikiより)

いわゆる年金・社保庁問題に関しては、年金財政破綻危機問題、巨額の年金資産運用失敗問題、職員による個人情報の業務外閲覧問題、中医協汚職事件政治家の年金未納問題、年金CM問題(年金未納タレント"江角マキコ"CM起用問題)、随意契約を巡る汚職事件(納入業者との癒着、監修料問題、裏金・接待問題)、年金掛け金の流用問題(ホント5兆6千億円だけ?=社会保険庁職員用マンション建設・整備費18億6503万円、社会保険庁職員の健康診断費2億5532万円、社会保険庁の公用車=乗用車247台のみの購入費2億8637万円、社会保険庁長官の交際費125万円、社会保険庁の外国旅費8581万円、ゴルフボールやマッサージ器などワケのわからんモノの購入などなど)、国民年金不正免除問題、年金管理システム問題(時代遅れの年金コンピュータ・システムに年間1000億もタレ流し、総額1兆2000億円?)、厚労省・社会保険庁幹部天下り問題(青山こどもの城=年金の城?)、働かない社会保険庁職員問題(自治労・国費評議会など労働組合問題、ヤミ専従問題)など様々な事件・問題があり過ぎて、ホント"呆れるを超えて、怒りも超えて、悟りの境地になっちゃうんじゃないの?"状態ではあるのですが、「社会保険庁は"巨悪の温床"だから解体を断行せよ!」と言われても、それは政府(=自民党)と官僚が長年"結託"してやってきたことの"膿"がついに噴出したようなもんなんだから、「あんたらで早く何とかしなさいよ」という程度にしか思えませんし、自民党が来夏の参院選絡みで色々な思惑があっての「自治労(民主党の支持母体、社会保険庁における組織率は40県で96%、職員は窓口で45分端末を操作したら15分休憩を取れるなど"素敵な要求を通してくれる"労働組合、組合員数は101万7206人)批判」でもあるだろうし、"単純には見えない・判断できない部分"も多いです。

800兆円もの財政赤字を抱える"美しい国-日本(自信と誇りのもてる日本)"は、米帝の軍産複合体に負けず劣らぬ強固な政官財癒着構造を持つ『民主主義(=高度資本主義&高度官僚主義)国家』ともいわれています。
国家公務員・地方公務員改革(官僚システムの解体と再生)、外局・特殊法人・外郭団体の整理統合廃止・人員削減を徹底的(まとも)に行うとGNP(GDP)が下がる(し、労組の反発が怖い)ので景気に影響とかいってる場合ではなく、とりあえずは上場企業・大手企業の業績が良く、税収がUPしている今やらないで先送りしたら、それこそ『未来に禍根(負債)を残すだけ』です。
社会保険料の徴収業務をどうするかだって、財務省国税庁)と厚労省(社保庁)の"ナワバリ争い"はあるのでしょうが、政府には"まともな政治判断"をして頂きたいものです。

ところで、公務員(公僕)って「労働基本権が付与されていない(団体交渉権、争議権を"制限"されている)」って知ってました?
それに、「公務員は"民間と違って副業ができない"から恩給(職域加算)を付け、退職後の所得保障をしてあげねばならない」とかも。
「へぇぇ(-_-)」って感じですよね。

※1.公僕とは…公務員の別称であり、「パブリック・サーバント(public servant)」ともいう。公共(公衆、国民)に奉仕する、公共に資する仕事に奉仕する、という意味を込めて、公共サービスに従事する公務員や公益法人などのことを呼ぶ。サーバントには、従者、召使い、奉仕者、僕(しもべ)という意味がある。(広辞苑他より)

※2.公僕とは(意訳)…国の行政機関や特定独立行政法人、地方公共団体である県庁、市役所、町役場などいわゆる"役所"に勤務する者や公立学校の先生、警察官、消防署職員、国または自治体が設置した公立の病院・老人福祉施設・保育園などに勤務する団体職員のことで、いわゆる"役人(お役所勤めの人)"のことで、給与は基本的には納税者からの税金により賄われている。病気だと診断書を提出すれば有給扱いで(何年間も)丸儲けでき、(飲酒・酒気帯び運転で)逮捕されても実刑が下されなければクビ(懲戒免職、解雇)にならない"素敵でイカした(イカれた?)身分保障があるデフレ下の人気職種"。民間企業では当たり前のリストラ(人員整理)や(あまりにも仕事ができず、業務に大きな支障が出ていたとしても)肩叩きも基本的にはない。また、大抵の一般(中小企業へ勤務する)サラリーマンより"かなり"給与所得は多いのに「(一部上場企業に比べて)少ない」と言い張るおちゃめな人達。可処分所得(こずかい)が多いので、キャバクラ・スナックなど飲み屋にとっては離したくない"上客"である。反意語:民間人、サラリーマン、貧乏人(Wikiより←嘘)

※3.もちろん"(中国の腐敗した官僚の多さに比べれば)まともな公務員の方ばかり"なので、日本国は談合・汚職問題、様々な自殺問題、いじめ問題、少子高齢化問題などにもメゲず、何とか成り立っています。

《参考:地方公務員法》
●すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。(第30条)
●職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。(第33条)
●営利を目的とする私企業の会社その他の団体の役員等を兼ね、若しくは、自ら営利を目的とする私企業を営み、または、報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。(第38条第1項)


【社会保険庁公式Webサイト-社会保険庁改革】
【自民党の意見-あきれた社会保険庁の実態】
【自民党公式Webサイト】
※キャッチコピー:「創りあげたい日本がある。」、政党交付金:約168億4,600万円
【民主党公式Webサイト】
※キャッチコピー:「政治とは生活である。」、政党交付金:約104億7,800万円
【厚生労働省公式Webサイト】
【社会保険庁公式Webサイト】
【財務省公式Webサイト】
【国税庁公式Webサイト】
【自治労公式Webサイト】

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