singular points…特異点における日常の風景

 

Sunday, July 09, 2006

アンチiPod(iDon't)キャンペーン

「SanDiskが展開しているアンチiPodキャンペーンに、新しいマスコットキャラクターの『Lil' Monsta』が登場、白いイヤフォンをした羊を食い殺している…SanDiskによれば、『どこでも目にする白いイヤフォン付きのあるデジタル音楽プレーヤー』を皮肉ったiDon'tキャンペーンに対しては、これまで賛否両論の反響が寄せられているという」
SanDisk 【iDon'tキャンペーン】URL

僕は徒歩通勤だし、車はそんなに乗らないし、家で音楽聴かなくなったから新しく購入したCDは常時車に載せてるし…でも、iPod欲しいと思わないからといって、別に僕は「アンチ派」ではないですし、デザイン的にはとても好きです。
東京にいた頃は、電車での移動時間は「朝は日経を4つ折に」「日中(営業移動時間)は雑誌を」「夜は東スポか文庫本」で、特に音楽聴きたいとは思わなかったので「雑務に追われず唯一集中できる、貴重な読書タイム」でした。
だからといって、発行部数が低迷している新聞社や雑誌社に「アンチ○○キャンペーン、やったら?」というほど思うところがあるわけではなく、読書はしたい人(本が好きな人)だけが、すればいいんじゃない、という教育関係者には叱られそうな考えの持ち主なので。
今やネットでいくらでも情報は「仕入れ」できる時代ですしね。

ただ、藤原新也さんのこんな言葉がありました。
(以下、Shinya taik:2006/07/05エントリからの引用)

『テレビのように想像の入り込む余地が乏しいメディアと違って、それが本というものの素晴らしいところなのかも知れない。とくに昨今手取り足取りなんでも教えてくれるメディア環境に影響されてか、ことこまかくくどくどと書きすぎる作家が増えて、行間、あるいは余白というものが瀕死の状態になりつつある』

色々考えなくてはいけない、単純ではない時代になりつつあります。

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