「日本のゆくえ アジアのゆくえ」

広瀬さんは「経済成長一辺倒、少子化悲観論者」な評論家ではないようですが、随所に挙げられているデータに基づく考察を読むと…どうして「燃料電池があれば未来も明るい」と結論付けられたのかよくわかりませんでした。(まぁ、沈没するなんて考えずに、気楽に前向きに、でもかなりシビアに死に物狂いでやれば何とか大丈夫だよ…な感じでしょうか?)
食料自給率の低さ、中小企業の倒産、農業人口の減少などなどなど、様々な問題・弊害を改めて考えさせられた本ではありました。
Amazonのカスタマーレビューに載っていた言葉ですが、広瀬さんの「全体最適化(日本国民ALLデフラグ?)」という考え方は確かに良いかもしれませんね。
国民全体の生産性を高めることは「日本再建」に効果のあることですが、「勤勉で真面目な日本人」という概念が崩れた今、どうすれば良いのでしょうか?
「明けない夜はない」…そう信じたいです。
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