「のんびり田舎暮らし」のうそ?
村山由佳さんのエッセイ集「楽園のしっぽ」を読みました。
村山さんの本を読むようになったのは、昨年の秋に村上春樹の文庫本を本屋の講談社文庫の棚で探していて<あったあったこんなの出てたんだ>と思って手に取ってよく見たら<作者ムラカミじゃねえじゃん。ムラヤマ?誰?>という感じだったのですが、「すべての雲は銀の…」のカバーデザインに好感が持て(センスの良さを感じ)、とりあえず読んでみるかとなったわけです。
結果、ハマリましたね(^^ゞ
他の人にも読ませたくて、合計3セット(上・下巻なので)購入し、<同じ長野の菅平が舞台で、とにかく良い本なので、読んでみて下さい>と強引に若い女のコから年上の男性まで、僕がこれはと思う人に貸しまくり状態で…あぁ今思うと恋愛のような、熱病のような。
年も明け、熱病から醒めたと思ったら、第129回直木賞受賞作「星々の舟」が文庫化されて発売に(もちろん買った)。
こりゃ「縁」あるとしか思えないと勝手な妄想をし、何であんなに農業のこと詳しく知ってるんだろう?と疑問に思い、エッセイ買えばプライベートな部分が書いてあるかなと期待して買ったのが「楽園のしっぽ」だったわけです。
読み始めてみたら「村山さんて、バリバリの農家だったのね^_^;」農業に対する描写が都会的な小説を書く作者にしては上手過ぎる理由がわかりました。だって毎日農業してればね。知人の農園主がいつぞや言った「農業ほどカッコイイ仕事はないんだ!」という言葉を思い出します。
来年に向けた野望(タラの芽の苗木植え付け)はともかく、もう少し農業に関して勉強+実践したい今日この頃です。
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