リンクフリー(Feel free to link this site)
"某地域有名ブログポータルサイト"管理人さんが、あるブログサイトのオーナーさんからリンク登録に関して「リンクは先に承諾を得ることが筋である」とのクレームがあった模様で、ご本人曰く「プチヘコミ中」だそうです(^^;)
「出入り自由」
ここのところメールをしばらく見なかったが、溜まったものを見るといろいろな人がこのトークの引用をしたことの謝りのメールを入れていることがわかった。
これは以前このホームページを通して来たメールに対する私の返事の無断公開というものがあって、そのことを問題にしたわけだが、読者はこのトークの引用もその問題のうちと誤解しているようだ。
そこであらためて確認のために書いておくが、以前のトークにも書いたようにいろいろなトラブルを経験する中で、私は規制を強めるのではなく逆に規制を解く方向でこのホームページを運営したいという思いを持つに至った。
リンクフリーは当然のことだが、出自さえ明記すればトークの引用もフリーである。またメールによって何かの質問があれば、先のようなトラブルを避けるために住所氏名は書いていただく。その上で答える必要のあると判断したメールにはお答えする。
ネットの言葉はしゃべり言葉に近い。
無断引用を禁じているブログもあるようだが、そういったしゃべりにまで著作権の網をかぶせるのは器量が狭いやりかただと思うのである。極端に言えば日本人が1億人いるとして日々人々がしゃべっている言葉に著作権があるなんて考えると気が遠くなるではないか。
そのかわりその場の即興のしゃべりだから言葉使いが荒かったり、時々早まった間違いがあったりすることもあると思うが、著作権のある文章のようにいちいち目くじらを立てて重箱の隅をつつくような反応はしてほしくないと思う。
世知辛い世の中だ、せめてネットの中では、おおらかにやりましょう。
(藤原新也official site-Shinya talk 2006/05/14(Sun)より転載)
僕も上記にある藤原新也さんの意見(コメント)に賛成で、今回のクレームになってしまった件に関してもリンクされたことが誹謗中傷されたり、悪用されたわけでもないのですから、目くじらを立てたり、クレームを付けること自体が疑問です。(ま、"ネット初心者"の方らしいですが…)
それに、「リンクを貼ることでインターネット上の知を豊かにするという本来のWebの理念」に基づけば、「リンクされたことにより多く人に自分のブログが読まれるチャンスが増えて嬉しいなぁ♪」と思うのが"普通の人のネット感覚"だと思いますし、ブログにしろWebサイトにしろ自分の意思でWeb上に公開(データをアップロード)した時点で、多くの人々とデータを"共有"でき、ネットの繁栄に貢献したと考えた方が"前向き"で良いと思いますが、皆さんはどうお考えなのでしょうか?
【藤原新也オフィシャルサイト】
【Shiya talk 2006/05/14(Sun) 出入り自由】
【Wiki-リンクフリー】
【リンクに許可は不要です-情報教育Wiki】
【リンクフリー(link free)-IT用語辞典e-Words】
【無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか(社団法人著作権情報センター 著作権Q&A)】
【無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理-絵文録ことのは.】
※以下のURLは、今回のエントリタイトルから少々逸脱した"参考"補足です。
【ブログは誰のものなのか-ガ島通信】
【「ブロガーになる」よりも「ブログで何をするか」-Parsleyの「添え物は添え物らしく」】
【Wiki-ブログ】
【Web2.0時代の情報モラル教育-『ビジネス2.0』の視点(ITmedia)】
【Web2.0時代と団塊世代退職時代における地域観光振興を考える-『ビジネス2.0』の視点(ITmedia)】
【「情報モラル」テーマに授業 千葉大附属で-KSSブログ(教育家庭新聞)】
Labels: ブログ、blog
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